今回は、オンラインと店舗双方のフィットネスサービス「SOELU(ソエル)」を展開し、急成長を続けるSOELU株式会社代表の白土様にお話を伺いました。
Kumonoの古座は、以前はSOELU社の社員として、現在は業務委託として伴走支援をさせていただいています。今回は、そんな「ずぶずぶな関係(?)」だからこそ聞ける、Kumonoへの期待や具体的なエピソードについて、インタビューさせていただきました。
今回お話を伺ったのは
- SOELU株式会社 代表取締役CEO 白土様
■暮らしを一新するプロダクトを次々と。SOELU社の今とこれから
古座(Kumono): 白土さん、本日はお忙しい中ありがとうございます!長くお取り組みさせていただいていますが改めて、SOELU社が今どのような会社なのか教えていただけますか?
白土(SOELU): こちらこそ、いつもお世話になってます!
SOELUは「暮らしを一新するプロダクトを、次々と創る。」というミッションを掲げています。元々はオンラインフィットネス事業からスタートしましたが、現在はピラティス・ヨガを扱うDX店舗事業や、その他にも新規事業をどんどん立ち上げています。お客様は20代から50代の健康意識の高い女性が多いですね。また店舗展開においては全国のFCオーナー様も大切なお客様でありパートナーです。
古座(Kumono): 私の家の近くにも店舗ができて、勢いを日々実感します。
白土(SOELU): ありがとうございます!今月(2025年4月)から12期目になりますが、暮らしをより良く一新できるようなプロダクト作りに邁進しています。
■事業急拡大で見えた課題と、Kumono(古座)への期待
古座(Kumono): 私が社員として在籍していた頃から、会社のフェーズも大きく変わったかと思います。改めて、Kumonoにご依頼いただくことになったきっかけや、当時の課題について教えていただけますか?
白土(SOELU): もちろん、古座さんが弊社の社員として一緒に働いてくれていたのが大きなきっかけですね。
当時、特に店舗事業が急速に拡大していく中で、社内のPdM(プロダクトマネージャー)的な人材が豊富にいるわけではありませんでした。役員自らPM業務を兼任するような状況で、正直手が足りていなかったんです。
古座(Kumono): なるほど、まさに猫の手も借りたい状況ですね。
白土(SOELU): そうですね。古座さんが社員時代から、データを活用した改善施策の立案や、ユーザーインタビューを通じたインサイト抽出で非常に活躍してくれていたので、まさに「ここにハマるな」と。事業が拡大し、お客様の層が変化していく中でも、そのスキルは弊社の事業推進に不可欠だと感じていました。
■「ついつい頼ってしまう」理由 - 人柄とスキルの両立
古座(Kumono): ありがとうございます。僕自身、役割は変化してきたと感じていますが、白土さんから見て、Kumono(古座)はどんなところが「頼みやすい」と感じますか?(笑)
白土(SOELU): (笑)それはもう、人間性とスキルの両方ですね。古座さんの人柄は、話したことがある人ならすぐ分かると思いますが、すごくいい意味で「懐に入りやすい」というか、仲間になりやすいタイプ。
そしてスキル面では、特にデータ活用の領域ですね。社内ではなかなか進まないような分析も、古座さんにお願いするとすぐに的確なアウトプットが出てくる。チームに馴染みやすい人柄と、高いスキルセットを兼ね備えているからこそ、「ついつい頼ってしまう」存在になっています。
古座(Kumono): 照れますね(笑) PM業務だけでなく、コーポレートサイト制作を手伝ったり、色々やらせていただけてありがたいです。
白土(SOELU): そうそう、本当にフットワーク軽く、事業推進に必要な「三遊間のボール」を積極的に拾ってもらっていて、非常に助かっています。
■具体的な成果:コロナ禍の急成長を支えたPM力と機能開発
古座(Kumono): これまでで、特に「ここはソエルの価値を前進させたな」と感じるような、具体的なエピソードがあれば教えていただけますか?
白土(SOELU): たくさんありますが、特に印象的なのはコロナ禍でのオンラインフィットネス事業の急成長期ですね。1年でユーザー数が7倍になるようなカオスな状況でしたが、古座さんがPMとしてしっかり事業を支えてくれました。
例えば、多くのユーザーさんが同時に参加してもサービスが安定稼働するための「ギャラリー枠」の仕組みづくりや、ライブレッスンに参加できないユーザーさんのための「アーカイブ機能」の開発。これらは深く考え抜かれた設計で、ユーザーさんにも一気に使われるようになり、今のSOELUのコア機能として残っています。事業の根幹となる部分で、データとインサイトに基づいた深い分析と開発をしてくれたことに、本当に感謝しています。
■Kumonoへの今後の期待 - より現場に近いところへ
古座(Kumono): ありがとうございます!嬉しいです。今後、Kumonoに対して「もっとこうしてほしい」「こんなことも期待したい」ということはありますか?
白土(SOELU): うーん、もっとリソースを割いてほしい、というのは冗談ですが(笑)。古座さんの強みである「懐に入る力」を、さらに活かしてほしいなと思っています。例えば、店舗事業の現場からインサイトを抽出する部分にもっと深く入り込んでもらうとか。そういった領域で、今後さらにご一緒できる部分があるのではないかと期待しています。
古座(Kumono): ぜひ、懐に入り込みます!
■SOELU社の野望 - 時価総額1兆円企業へ
古座(Kumono): 最後に、SOELU社としての今後の「野望」を教えてください!
白土(SOELU): 目指すは、ミッションである「暮らしを一新するプロダクトを次々と作る」こと。その通過点として、売上・時価総額1兆円を目指そうと社内でも話しています。ユーザーさんの暮らしを一新できるような「10倍の体験」を提供できるプロダクトをどんどん生み出し、将来的には上場も見据えて事業を推進していきたいと考えています。
古座(Kumono): 壮大な目標ですね!僕らも全力で伴走させていただきます!本日はありがとうございました!
白土(SOELU): こちらこそ、引き続きよろしくお願いします!ありがとうございました!
【編集後記】
SOELU株式会社 白土様、貴重なお話をありがとうございました。
Kumonoは、定量と定性両面での顧客インサイト抽出を軸にした課題解決はもちろん、お客様の事業フェーズや状況に合わせ、柔軟に、そして深くコミットすることを大切にしています。白土様のお言葉にもあった「懐に入る力」で、今後もお客様の事業成長に貢献できるよう努めてまいります。
事業のグロース、新規事業開発、DX推進などでお困りのことがございましたら、ぜひお気軽にKumonoにご相談ください